KOFスカイステージ デモ&ED集


オープニング 1−1 2−1 3−1 4−1 5−1 エンディング
vs アテナ vs KUSANAGI
  or 暴走庵
vs シェルミー
  or ルガール
vs 社
  or ゲーニッツ
vs クリス(オロチ)



〜 京 〜



オープニング

京 :
神楽の話が確かなら、のんびりしては
いられねぇ…生命力ってヤツを
吸い取られちまうからな。

やれやれ。
ヤバそうなことになってきやがった。

一緒に来た連中ともはぐれちまうし。
仕方ねぇ、このまま行ってやるぜ!


1−1

vs アテナ


■ 対戦前 ■

アテナ : いけませんっ!!
ここから先は危険なんです!
って……あれ? 草薙さん!?
京 :
おいおい。超能力の使いすぎで
頭がニブくなってるんじゃねぇか?
俺が他の誰に見えるっていうんだよ。
アテナ : すいません。
学生服を着ていなかったから、つい…
京 :
くっ……ま、まぁいい。
そんなことより、どうしてあんたが…
ここはオロチの封印の中なんだぜ?
アテナ : はい。それはもちろん正義のためです!
鎮老師の教えにもこうあります。
ここから先、草薙さん通すべからず!
京 :
イキナリなヤツだな…
だけど、本当に分かってんのか?
この俺を止めようって言うなら──
アテナ : 言葉だけじゃなくて、行動で示せって
言うんですよね?
ちゃんと分かってます!
京 :
ヘッ…上等じゃねぇか。
覚悟があるなら手加減なしだ。
行くぜっ!!


■ クリア後 ■

京 :
見たか! これが草薙の拳だ!!
触れた物すべて…
焼き尽くしてやるぜ!!
アテナ : そうですね…
草薙さんなら、きっと大丈夫。

それじゃ、私はここまで!
後はその熱いハートを
応援させてもらいます…えへへっ。
京 :
ああ、まかせとけって!
力づくでも、オロチの野郎を
眠らせてやるさ。


2−1

vs KUSANAGI or 暴走庵


■ ステージ前 ■

京 :
アテナにはああ言っちまったが、
俺はオロチにも、草薙の宿命なんて
面倒なもんにも関わりたくはねぇ…

そんなことにこだわり続けるのは、
親父と神楽くらいで十分だ。

俺はただ、奪われた物を
取り戻したいだけ…

そいつをオロチの野郎に
思い知らせてやるぜ!!


■ KUSANAGI 対戦前 ■

KUSANAGI : ようやく来やがったか。
遅すぎて、待ちくたびれちまったぜぇ!
京 :
テメェは!? クローンか…
回収されたはずの野郎が、
性懲りも無く出てきやがって!
KUSANAGI : ハズレだよ、バーカ。
オレはクローンじゃねぇ、影だ!
鏡の力で生み出されたオマエの写しだ!
京 :
影…鏡の力…?
ということは…
テメェ、神楽の関係者か!?
KUSANAGI : やれやれ、頭の悪いオマエにも
よーく分かるように教えてやるぜ。

自分と同じ力に勝てれば『合格』。
負けるようなら『赤点失格』、
『落第決定』ってこった!
京 :
『赤点』で『落第決定』だと?
神楽の野郎、縁起でもねぇ…
それが人に物を頼む態度かよ!?
KUSANAGI : おっと、無駄話はそこまでだ!
それじゃさっそく、テスト開始だぜ!!


■ KUSANAGI クリア後 ■

KUSANAGI : ……チっ、ここまでかよ!
思った以上にやりやがる…。
京 :
文句があるなら神楽に言いな。
草薙の炎の力を甘く見た、
あいつ自身の失点だ。
KUSANAGI : へへっ…試験は…合格だ…
オレ以上に…熱い炎だった…ぜ

…だが、いい気になるなよ?
テメェの…本当の試練は…これからだ。


■ 暴走庵 対戦前 ■

暴走庵 : ォォォォオオ……
京 :
八神!?
まさかテメェ、またオロチの血に…
暴走庵 : キョォォォオオ…
京 :
…情けねえヤツ…

前にも言ったが…
オロチの血筋に飲み込まれてる
テメェに用はねぇんだよ!
暴走庵 : シャァアァァァ!!!
京 :
ったく世話の焼ける野郎だ…
仕方ねぇ、オロチの血ごと
まとめて焼き尽くしてやるぜ!!


■ 暴走庵 クリア後 ■

暴走庵 : ウウウ…オァァ……
京 :
余計な世話かけてんじゃねぇよ。
そのまま、大人しく燃え尽きな。


3−1

vs ルガール or シェルミー


■ 2−1でのボスがKUSANAGIだった場合 ステージ前 ■

京 :
くそっ!!
胸クソの悪い勝利だぜ。

…どいつもこいつも。
余計なことばかりしやがって。
鬱陶しいんだよっ!!

こうなりゃ神楽もオロチも関係ねぇ。
俺を邪魔するヤツラは全て、
焼き尽くしてやる!


■ 2−1でのボスが暴走庵だった場合 ステージ前 ■

京 :
なんだか無性にイライラするぜ!
こんな時、真吾がいれば……クソッ!!

まったく、さっきの八神といい
おかしなことばかり続きやがるし!

…どうも嫌な予感がするな。
先を急ぐか!


■ シェルミー 対戦前 ■

シェルミー : アハッ、誰かと思えば…うふふっ。
ここでワタシと遊ばない?
たっぷりサービスしてあげるわよ。
京 :
オロチの手先のアンタとか?
へっ…どうやらまた、痛い目見せて
欲しいみたいだな。
シェルミー : あら、怖いのねぇ…
女性相手に、そんなに怖い顔しちゃ
ダ・メ・よ?
京 :
うるせぇ!
俺を怒らせるようなマネをしたのは
テメェらだろうが!!
シェルミー : …そうかしら?
オロチ様の復活を妨げたのは
あなたたちが先だと思うケド?

まぁ、これも運命なのかしら?
ワタシたちが、決して相容れられない
ことも…
京 :
くっだらねぇ。運命だなんだと
そんなもんに振り回されやがって…
こっちはいい迷惑なんだよ!!
シェルミー : ……そう?
それじゃ、ワタシが教えてあげる…
あなたの運命をっ!!!!!!!!


■ シェルミー クリア後 ■

シェルミー : そ、そんなっ!?
どうして草薙に、これ程の力が…
京 :
へへっ…天才の覚醒ってヤツさ。
のうのうと寝てたアンタじゃ、
かないやしねぇよ!
シェルミー : ウフフ…本当にそうかも知れないわね。
でも、ワタシは負けない…

ただ、オロチ様の元へと還るだけ…
また会いましょう……草薙?
ウフフフ……アハハハハハ……!!


■ ルガール 対戦前 ■

京 :
今度はテメェか…
オロチの力の暴走で
消し飛んだと思っていたが、

まさか、こんなところでオロチの
使いっ走りをしていたとはね。
ルガール : 貴様っ!!
…フン、まぁいい。

全ては私自身のため。
オロチを復活させれば、私も再び
元の世界に戻れるのだからな。
京 :
残念だが、そうは行かねぇぜ?
なぜなら、まとめて俺が
ぶっ飛ばしちまうんだからよ!
ルガール : ほう…貴様一人で勝つというのか?
その無謀な心意気を認めて、我が
コレクションの一つに加えてやろう。

…いや、父親同様に我がシモベと
するのもまた一興というものか。
フハハハハハハハハハハハ!!!
京 :
願い下げだぜ! テメェのシモベも
あんなボンクラ親父などと一緒に
扱われるのもな!!!

俺と親父の炎の違い……
身をもって味わってもらうぜ!!


■ ルガール クリア後 ■

京 :
どうだ!!
草薙の炎…草薙の拳の味は!
俺と怒らせたのがテメェの敗因だ。
ルガール : 愚か者め…せいぜい今の内に、
好きなだけ粋がるがいい。

どうあがこうが、貴様の運命は
決まっているのだからな。
京 :
へっ…今さら負け惜しみかよ?
ルガール : 好きなように受け取るがいい。
運命の歯車は、すでに貴様の知らぬ
ところで、動き始めているのだ!


4−1

vs 社 or ゲーニッツ


■ 3−1でのボスがシェルミーだった場合 ステージ前 ■

京 :
最後の最後まで、
気味の悪いことを言いやがる…

まぁいいさ。
次は二度と関われないよう
完全に焼き尽くしてやるだけだ。

俺たちを巻き込んだことを、
後悔出来なくなるくらいにな!


■ 3−1でのボスがルガールだった場合 ステージ前 ■

京 :
…あの野郎、もったいつけたこと
ばかり言いやがって……運命だと?

オロチ、三神器、八神との因縁…
知らねぇ間に、随分やっかいなことに
巻き込まれちまったもんだ。

…おっと、らしくもねぇ!
さーて、気を取り直して行くか。
飛ばすぜっ!!!


■ 社 対戦前 ■

社 : ちょうど退屈してたところだ。
いっちょ遊んでくれよ、草薙?
…赤毛じゃないのは残念だがな。
京 : …八神のことか。
あのバカ。面倒くせぇ因縁なんか
押しつけやがって……仕方ねぇな!
社 : よし、これで予定通りだ。
あとはバカ面下げてやって来た
お前らを、オロチの贄にするだけか。
京 : 誰が考えたのか知らねぇけどよ。
そいつは、この俺を倒そうって
時点で完全に致命的な計画だな。
社 : 調子こいてんじゃねぇぞ!
…と言いたいところだが、優しい
俺から一つ、特別サービスだ。
京 : !?
いきなり何言ってやがる?
社 : テメェ一人じゃ寂しいだろう。
赤毛と八咫の女。
それからクシナダ……………いや!

今はテメェの彼女でユキと言ったか?
すぐに後を追わせてやるぜ!


■ 社 クリア後 ■

社 : バ、バカな…いくら祓う者とは言え
この俺が負けるとは…
京 : 不本意な話だが、テメェらのお陰で
少しずつ思いだせてきたぜ……

オロチを倒した時のあの力…
そして……
社 : へへっ…皮肉なもんだ。
まさか敵の力の復活に、協力する
ことになっちまうとはな…
京 : ああ、感謝してるぜ。
その礼といっちゃなんだが、

オロチの野郎も、すぐに倒して
やるからよ。
安心して消えちまいな。


■ ゲーニッツ 対戦前 ■

ゲーニッツ : ほう? ここまでたどり着くとは…
さすがは草薙の血筋と評価しておく
べきでしょうか。
京 :
褒められて嬉しい相手でもねぇが、
お礼代わりに、味あわせてやるぜ。
この草薙の拳を!
ゲーニッツ : フッ…ネスツの実験で、本来の力が
出せなくなっても、強がりだけは
変わりませんか。
京 :
…よく知ってやがる。
最近のオロチってのは、ストーカー
のマネゴトまでやってんのか?
ゲーニッツ : 全ては我が主のため。
…欠けた鏡の力で抑え込もうという
不逞をくじくもまた同じ…
京 :
…そうかい。勝手にしな?
だがな…俺たちを巻き込んだ
責任だけはとってもらうぜ!
ゲーニッツ : ふふふ…そう単純にはいきません。
大願成就に犠牲はつきもの。
主に仇なす草薙の剣、そして……

捕らえたクシナダも、また然り…
さて、短い再会となりましたが
これで…………………お別れです!


■ ゲーニッツ クリア後 ■

京 :
思い出してきたぜ。

一度テメェに敗れたことで
鍛え直した炎の力……
オロチを倒した心の炎を。
ゲーニッツ : くぅ……あなたの心を乱すはずの
クシナダへの想いが……

逆に奮い立たせることになろうとは…
京 :
ああ、テメェの吹き込んだ風が
俺の炎を燃え盛らせた。
神父気どりにしちゃ無学すぎたな。


5−1

vs クリス(オロチ)


■ 4−1でのボスが社だった場合 ステージ前 ■

京 :
社の野郎が守っていたんだ。
オロチもきっと近くにいるはずだ。

封印なんて面倒くせぇ。
二度と復活できないように
ここでキッチリ仕留めてやるぜ!!

取り戻した、いつかの気持ち。
誰にも負けたくない…強い想い。
それから……

いや、今はいい…
今はまず、全てにカタをつけてやる!


■ 4−1でのボスがゲーニッツだった場合 ステージ前 ■

京 :
ゲーニッツ…
ヤツが出てきたってことは、
オロチも近くにいるはずだ。

このくだらねぇ戦いとも
もうすぐおさらばだ。

…だがこの戦いが、忘れてたことを
俺に思い出させてくれた。
ふっ…感謝しておくべきかもな。

もっとも、アイツらにとっちゃ
とんでもねぇ皮肉だろうがな。


■ 対戦前 ■

京 :
どうやらテメェで最後だな。
大人しくさらった連中を帰すって
言うなら、許してやってもいいんだぜ?
クリス : 返すわけないだろ。放っといたって
もうすぐ復活するんだからさ。

でもまぁ…ここまで頑張ったキミが
カワイソーだし、一つだけイイコト
教えてあげようかな。
京 :
いいことだと?
はっ…この後に及んで
余裕のつもりかよ。
クリス : せめてものご褒美だよ。
…まず、ここでボクたちを倒せたら、
封印はそれだけで復活する。

捕まえてた人間たちも、多分
自動的に外に戻されるはずだよ。
京 :
へっ、ありがとよ。
ようするに、これで遠慮なく
テメェをぶっ飛ばせるってわけだ。
クリス : アハハハ、面白いことを言うね。
このボクに勝とうだなんて。
キミの傲慢な炎…飲み込んであげるよ!


■ クリア後 ■

オロチ : 我はガイアと共にあり…
倒そうなどと無駄なこと…
拳を向けることさえ意味はない。
京 :
…なるほどな。
俺はずっと、ネスツのせいで力が
出せなくなったと思ってた。

それでもヤツらを叩きのめすには
十分だったし、考えるヒマなんて
まるで無かったからな…
オロチ : 草薙の使い手よ…
絶望のあまり、気でもたがえたか?
京 :
なんで痛い目見てまで戦うのか?
立ち止まろうって思わないのか?
いつの間にか忘れちまってた。

ははっ…ユキにも散々言われてたっけ…
…思い出したよ。
負けたくねぇ! 強く望むその気持ち!

そして……オロチ!
かつて、テメェを倒した時の
熱くたぎる草薙の炎を!!
オロチ : ぬぅ…この炎は!?
京 :
見せてやるぜ!
草薙の拳…草薙の炎…
俺の本当の力をなぁ!!!!!!!!!



エンディング

真吾 : 「あ、草薙さんだ。
 草薙さぁ──ん!
 聞いてくださいよ!」
京 :
「おう、真吾。元気そうだな」
真吾 : 「それがそうじゃないんですよ
 草薙さん!
 俺、ここ数日の記憶が
 無いんですよ!」

「それに世界中で似たようなことが
 起きてたらしく、
 デッカイニュースになってるし、
 もう何がなんだか
 わからないっすよ!」
京 :
「細かいことは気にすんなって。
 …記憶喪失だ?
 大かた、修行中に
 頭でも打ったんだろ?」
真吾 : 「うーん、やっぱ、そうっすかねぇ?
 でもなぁ…」
京 :
「ん…どうした真吾?
 まだ何か、気になることでも
 あるのかよ?」
真吾 : 「いやー今日の草薙さん、
 やけに優しいなあって…
 そうだ!」

「折角だから、ついでに技の一つでも
 教えて下さいよ。
 ババッて。
 空とか飛んじゃうヤツ!!」
京 :
「アホか?
 人間が空を飛ぶわけねぇだろ!
 大体な、俺はこれから、
 大事な用事があるんだよ。」
真吾 : 「え──そんなぁ……
 あ?ひょっとして
 ユキさんとデートっすか?」
京 :
「…悪いかよ? お前さ…
 分かってるなら気をつかえって。
 いいな…絶対について来るなよ?」
真吾 : 「それじゃ、サクッと
 簡単なのでいいから
 教えてくださいよ!
 オレでもちゃんと火の出るヤツ!!」
京 :
「あーうるせぇな!
 いい加減にしねぇと、
 本気で燃やすぞ!」
真吾 : 「うわっ、そんなこと言ってたら
 またユキさんに…」
京 :
「!?
 真吾、まさかお前…
 ユキに余計なこと吹き込んでるんじゃ
 ねーだろうなぁ?」
真吾 : 「いえっ!そんな滅相も無いっす!
 前に八つ当たりで殴られたとか
 燃やされたことあるっす
 とか言って、ユキさんに
 すごいため息つかれたとか
 全然知らないっすよ。」
京 :
「真吾ぉ……………………
 ………………テメェ!!」
真吾 : 「うひゃっ!?
 オ、オレそろそろ行きます。
 ユキさんとの楽しいデートの
 邪魔になるんで。それじゃ、また!」
京 :
「(チッ…真吾の野郎……!
 この分じゃ、ユキに会ったら
 どんな小言を言われることか…
 へへっ…まぁいいさ。
 それでこそ、苦労して取り戻した
 甲斐があるってもんだぜ…)」