< 祈 り >
もしもいるのなら
神さま どうかひとつだけ
わたしの願いをきいてください
どうかあのひとが
悲しみませんように
できることなら伝えたい
わたしは不幸などではなかったと
あなたに逢えて しあわせでしたと
風花にのせて 告げたいけれど
あのひとを悲しませるくらいなら
このまま何も知らせずに
いいえ いっそわたしの記憶(こと)すべて
あのひとの中から 消してください
最後の願いを
神さま
どうか かなえてください
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崎さんから「無題」とともに頂きました。
拝見させてもらったときは…涙。
儚くて。
「さよなら」や「生きて」としか言い残さなかった雪、
きっと、本当にただひたすらに守矢と楓のことだけを
想っていたんだろうなと思います。
無私というか母性というか、己を希薄に見過ぎているというか。
…と、この先は語ると長文になるので省きますが(笑)
崎さん、本当にありがとうございましたっ!!!
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